【MLB】エンゼルスで菊池雄星＆大谷翔平の〝花巻東コンビ〟実現の可能性

12/24(金) 5:15配信 東スポWeb

大谷翔平（左）と菊池雄星の先輩後輩コンビ実現？（東スポWeb）

マリナーズからＦＡとなっている菊池雄星投手（６０）と大谷翔平投手（２７）の〝花巻東合体〟が注目されている。

菊池はメジャー３年目の今季を７勝９敗、防御率４・４１と後半戦失速し３年連続負け越しでシーズンを終了。球団は新たな４年契約オプションを破棄し菊池も１年１３００万ドル（約１４億８０００万円）オプションを破棄してＦＡとなった。

代理人のスコット・ボラス氏は「最低１０球団は興味を示している。彼のこれからには大きな期待がある」と強気の姿勢を崩さず、総額１３００万ドル以上の契約に自信を見せている。

しかし、ＭＬＢと選手会の労使交渉が紛糾し１２月２日にロックアウトに突入した状況もあり、菊池の交渉にも暗い影を落としている。

「状況が動かなければボラスは日本球界に売り込みをかけるのでは？」という臆測も流れる中、西海岸では「エンゼルスの次の補強は菊池が最適なのでは？」という気運がにわかに高まっているという。

日米球界に精通するあるメジャー関係者は「エンゼルスはこのオフ、右ひじ手術から回復したシンダーガードに左右のリリーバー２枚（ロレンゼン、ループ）を獲得。さらにルール５ドラフトでレイズの３Ａから２６歳の左腕ケニー・ローゼンバーグを獲得している。ただ、ミナシアンＧＭが『ローテーションを大幅に改善したい』とさらなるグレードアップを求めている以上、まだ先発補強は終わっていないと思う。全体的に経験の浅い先発陣にもし菊池のような経験豊富な左腕が加われば面白い。何より球団の顔となった大谷と関係の深い菊池の加入は日本へのマーケティング面でも大きな期待が持てる」と語る。

トラウト、レンドーンという大型契約選手を抱え、２年後には大谷との大型延長契約問題が控えるエンゼルスにとって、２年１５００万ドル（約１７億１０００万円）前後で菊池が獲得できればローテーションにさらなる厚みが生まれる。

ただし、後輩と同一球団でプレーすることを花巻東の先輩・菊池が「よし」とすればの話だが…。

https://news.yahoo.co.jp/articles/dab59fffe5fef0ce782a945a518ee83bf2294a9d